どれくらい飛ぶの??

 

さてさて、和弓とアーチェリーの違いの一つが見た目、
というのは分かりましたが、ほかにどんな違いが
あるでしょうか?
なになに・・・服装?
弓道の袴姿ってかっこいいですよね
そうですね〜、それもありますけれど。
一般的なイメージとして”アーチェリーの方が

よく飛ぶ。よく当たる
んじゃない?”
という言葉を耳にするんですよ。
どれくらい当たるかについては、
またつぎのコーナーで書くとして、とりあえずは
どのくらい飛ぶかということに
笑点じゃなくて焦点を
あててみたいと思います。

弓道の詳しいルールをよく知らないんではっきりしたことは
言えないんですが、和弓には近的と遠的の二つが
あるみたいです。
確か遠い方の遠的で距離は60メートルだったと思います。
ところが、アーチェリーの場合、競技として行われる
最高距離は何となんと、
90メートル!!
射った矢がちゃんと刺さったかどうか望遠鏡で
探さないといけないという世界で
矢を取りに行くのが
すごくめんどくさいんで※
射てば当然自分が取りに行くんです・・・す。
というか冗談抜きで、アーチェリーの試合会場では、
選手も観客も望遠鏡や双眼鏡が必需品です。
それでもみんな90メートル先から的のど真ん中を
当たるも八卦当たらぬも八卦で狙って射っていますが、
さすがに的の大きさは距離ごとに決まってて、
90メートル先ともなると、人の背丈ほどもある大きな的です。^^;

ただし
勘違いしてる人がよくいるので一つ断っておきますが
遠くに飛ぶからって、アーチェリーのほうが優れていて
和弓の方が劣っているなんてことは決してありません。
前のコーナーでも書きましたが、
アーチェリーはよく飛ぶこと、当たることを
手段を選ばず目的にしていますので、
道具に頼っている面ががかなりあります。
たとえば、下の2つの弓を見てください。
リカーブボウ コンパウンドボウ
左の弓も右の弓も、競技上ではアーチェリーに分類されます。
だけど、右の弓はなんだかへんな形してますよね?
弓の上下に何だか丸いものが・・・

だんだん弓の形から遠ざかってる気がしますね〜

実はこれ、滑車なんです。物理の時間に習った人は
覚えてると思いますが、滑車をつかうと,てこの原理と
同じように同じ重さのものを持ち上げる(引っ張る)のが
楽になるってのがありましたよね。
アーチェリーではよく当たるようにするためにどうするか
考えた末、二つの結論に達しました。
一つは技術(肉体的・精神的)に理論を構築すること。
そしてもう一つが
道具を進化させようという
考え方です。結果、同じアーチェリーの仲間で、
とんでもない進化をしてしまった弓が現れた
というわけなんです。

引くときに、あまり力がいらないってことは、
本来自分がもっている筋力で引くことのできる弓よりも、
数段強力な
化け物のような弓をかんたんに引くことが
できるようになります。弱い弓よりも強い弓の方が
遠くに飛ばせるのは当たり前の話ですから、
結果アーチェリーは和弓よりも遠くにとばせるというわけで
決してアーチェリーをやる人のほうがうまいというわけではないんです。
ちなみに僕は大学の時には左の弓を使っていましたが、
今現在は右の弓を使っています。左の弓でも
滑車はないにせよ、素材や形状、付属の部品に
工夫が凝らされていますから、よく当たるし、よく飛びます
が、大学時代はあまり当たりませんでしたね^^;
って自分が下手だっただけか・・・

道具が高度なものになった分よく飛ぶようになりましたが、
当然のことながら、練習しないと当たらないのは
道具がよくなっても

同じことです。^^;

 

戻る  次へ